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アルコールと健康に関する最新の医学情報(2014)

T.非臓器特異的な内容、分類が困難な内容
1.疫学・予防的分野
(1) 総死亡
(2) がん全般
(3) ADL・QOL
(4) 小児への影響
(5) 青年に与える影響
(6) 胎児性アルコール障害
(7) 代謝疾患・肥満
(8) その他、身体的影響
(9) アルコール依存症
1 大人のアルコール及びニコチン依存の持続リスク:幼児期虐待の影響 A-141
2 デンマーク、フィンランド、スウェーデンのアルコール使用障害者の死亡率と平均余命 A-141
3 飲酒負荷反応は将来の飲酒障害を予測する:6年間の前向き研究 A-141
4 アルコール依存を認識している一般開業医:ヨーロッパ6か国における大規模横断研究 A-141
5 成人期の注意欠陥多動障害とアルコール依存症の関連への遺伝要因および環境要因の寄与:大規模一般集団の双子研究 A-141
6 アルコール依存に対する神経可塑性および危険性に関連する6つの遺伝子 (BDNF, DRD1, DRD3, DRD4, GRIN2B and MAOA) のメタアナリシス A-141
7 大学生飲酒のための広範な予防アプローチとしての個別のフィードバック:電子メールにリンクした広範なウェブ・ベースのアルコール介入を連結した無作為試験 A-141
8 アルコールとバレット食道:国際BEACONコンソーシアムのプール解析 A-141/A-139
9 アルコールの外傷性脳損傷に対する影響 A-141/A-139
10 州全体規模のレストランや酒場での喫煙禁止は精神疾患患者における喫煙減に関連するか? A-141/A-152
11 自殺念慮、自殺企図、自殺完遂に関するアルコール関連リスク:メタ分析 A-141/A-152
12 アルコール中毒症の神経学的合併症 A-141/A-200
(10) 認知機能
(11) 精神疾患(アルコール依存症を除く)
(12) ストレス・気分
(13) 事故・交通外傷
(14) 暴力・犯罪
(15) 性行動
(16) その他の社会的影響
1 閉経前女性における血漿性ホルモン、プロラクチンおよび性ホルモン結合グロブリンと関連するアルコール消費量 A-169
2 米国における性交渉前の定期的な飲酒:婚姻状況とアルコール使用障害への影響 A-169
3 Nurses’ Health Study1980-2010における長期的アルコール摂取と子宮体癌リスク A-169
4 非アルコール性脂肪肝(NAFLD)男性における中程度アルコール摂取と頸動脈プラークあるいは頸動脈狭窄 A-169
5 ヒスパニック系アメリカ人の飲酒開始年齢、飲酒、大量飲酒およびDSM-5アルコール使用障害 A-169
6 ロシアにおけるアルコールと死亡率:成人151,000名の前向き観察研究 A-169
7 青少年の飲酒状況と友人との飲酒と記述的規範との縦断的関係 A-169
8 社会環境と精神ケアと飲酒行動との関連;人種・民族差について A-169
9 酔っ払いに酒を売らない法律は有効か?酔っ払いに酒を売る店の特徴について A-169
10 中程度の飲酒は腎機能低下のリスクとなるか? 観察研究の系統レビュー A-169
11 障害許容力は児童虐待の既往を持つ成人の有害飲酒・不正薬物使用を減少させた:スラム地区の男女2,024人に対する横断研究 A-169
12 本人及び配偶者の失業と喫煙・飲酒行動との関連 A-169
13 長時間労働と飲酒:出版された論文と未出版データを用いた系統的レビューとメタ分析 A-169
14 不法薬物使用者における過度飲酒と自殺行動:コホート研究 A-169
15 アルコール諸問題に対する治療を求めるのは誰か?ネパールのアルコール対策専門機関を利用する、飲酒が社会的にタブーとされる者およびタブーとされない者の特性 A-169
16 中年期における労働者区分と飲酒状況の経過の関連 A-169
17 オランダにおける曜日・時間帯別の飲酒運転について A-169
18 晩年に飲酒行動が変化する理由 A-169
19 アメリカ合衆国の成人における包括的がん対策計画とアルコール摂取に対する取組み A-169
20 中所得国における地域における社会的背景とアルコール起因性死亡の関連性 A-169/A-110
21 青年期飲酒に対する社会的・社会人口統計学的な周辺環境の影響:システマティック・レビュー A-169/A-133
22 青年期以降の減酒を目的とした酒広告の制限 A-169/A-133
23 生涯のワイン摂取量は2型糖尿病発症リスクと逆相関しているが、その関連は過体重の女性でのみ認められる―フランス人女性大規模コホート研究の結果より― A-169/A-136
24 アメリカにおける自殺前の飲酒 A-169/A-152
25 飲酒パターンは社会人口学的要因よりアルコール消費の過小申告とより強い関連がある:定性・定量混合法によるエビデンスから A-169/A-190
(17) 調査手法
(18) 薬理作用
(19) アルコール飲料についての研究
(20) いずれにも分類されないもの
2.基礎研究分野
(1) 細胞障害、細胞レベルでのDNA損傷についての研究
(2) 青年に与える影響
(3) 胎児性アルコール障害
1 テストステロンと思春期発達に対する出生前アルコール曝露の効果 B-135
2 ラットで若年期のエタノール曝露はエピジェネティックな修飾を介して間葉系幹細胞に長期間に渡る障害を与える B-135
3 父親のアルコール曝露は選択的に出生男仔のアルコール摂取を低下させアルコールに対する行動での感受性を増加させる B-135/B-141
4 マウスでnNOSの遺伝子欠損は胎児性アルコール効果を悪化させる−I:行動的欠陥 B-135/B-151
5 マイクロRNA-29bは発達中の小脳でSP1/RAX/PKR系を介してエタノールによる神経細胞のアポトーシスを制御している B-135/B-210
6 出生前のアルコール曝露は内側前頭前皮質のグルココルチコイド受容体の細胞内分布を変化させ前頭皮質依存性の学習を障害する B-135/B-210
7 ラットで行動、海馬細胞数、ダブルコルチン免疫活性に対する胎児性アルコール曝露の年齢に依存した効果の検討 B-135/B-210
8 ラット皮質神経芽細胞でエタノールによるプログラム細胞死4(pdcd4) 転写促進はGSK-3β情報によって仲介されている B-135/B-210
9 短期間の出生前エタノール曝露はkオピオイド受容体刺激薬(U62,066E)と遮断薬(Nor-BNI)に対する行動での感受性を変化させ、kオピオイド受容体の発現を減少させる B-135/B-210
10 低用量の出生前アルコール曝露は成体期と老年期ラットのY迷路法とモリス水迷路法で解析した空間学習および記憶を障害しない B-135/B-210
11 熱ショック因子2は胎児性アルコール症候群モデル動物での神経移動障害におけるストレス応答性媒介因子である B-135/B-210
12 出生前のアルコール曝露は成体雌性ラットにおけるエストラジオールとプロゲステロンに対するキスペプチン免疫活性神経の応答を変える B-135/B-210
13 胎生期のアルコール曝露は視床下部でMeCP2発現の上昇を介してプロオピオメラノコルチン遺伝子発現と視床下部-下垂体-副腎系機能を変える B-135/B-210
14 生後4日と7日のラット小脳におけるBid、tBid、Bax:tBid相互作用に与えるエタノールの効果の違い B-135/B-210
15 マウスでnNOSの遺伝子欠損は胎児性アルコール効果を悪化させる− II:小頭症と神経細胞損失 B-135/B-210
16 CB1受容体ノックアウト新生仔マウスではエタノールによるDNMT1、DNMT3A、DNAメチル化の障害が阻止される B-135/B-210
17 母親の低用量のアルコール摂取:出生仔の幼年期と成体期における心臓での効果 B-135/B-900
18 マウスで妊娠期のアルコール摂取はヒストン3の9番目リジンの過剰なアセチル化を生じ、心臓発達関連遺伝子の発現を変える B-135/B-900
(4) その他、身体的影響
(5) アルコール依存症
1 アルコール依存のリスク遺伝子としてのXRCC5:ゲノムワイドGene-Set-Based解析とショウジョウバエとヒトにおける追試からの知見 B-141
2 アカゲザルでエタノール摂取の開始年齢が中毒と慢性エタノール自己投与に与える効果 B-141
3 セフトリアキソンによるグルタミン酸トランスポーターEAAT2の発現上昇はエタノール禁断症状を抑制する B-141
4 ヒストンの再構築に関わるSWI/SNFは線虫のアルコール応答行動を調節し、ヒトのアルコール依存と関連している B-141
5 急性エタノール離脱は文脈学習を障害し、手がかり学習を亢進させる B-141/B-151
6 カルシウム活性化電位依存性大コンダクタンスカリウムチャネルのアルコール認識部位 B-141/B-180
7 側坐核mGluR1はマウスのアルコール摂取とアルコール欲求性を調節している B-141/B-210
8 青年期での高用量エタノール曝露後のプロテインキナーゼCの分子的ならびに行動的特徴 B-141/B-210
9 手綱外側核の破壊はエタノールの自己摂取と条件付け投与を増加し、ヨヒンビンによるエタノール探索行動の再燃を阻止し、エタノールによる条件付け味覚嫌悪を減弱させる B-141/B-210
10 消去学習の増強はエタノール探索行動を減弱させ、前辺縁皮質の可塑性を変化させる B-141/B-210
11 アルコール中毒者脳におけるα-シヌクレインの発現低下:SNCA-Rep1遺伝子型の影響 B-141/B-210
12 マウスでのアルコール摂取の亢進はセトロニン2C受容体のRNA編集の変化に依存している B-141/B-210
13 背内側線条体のチロシン脱リン酸化酵素61の阻害によってエタノール摂取の増加が生じる B-141/B-210
14 グリア細胞由来神経栄養因子(GDNF)は腹側被蓋野の新たなエタノール応答遺伝子である:過剰飲酒の進展と持続への関与 B-141/B-210
15 ドパミンD3受容体はエタノール摂取に必要とされる:ブスピロンによる解析 B-141/B-210
16 メチル-CpG結合タンパク質2(MeCP2)はエタノールに対する感受性とその摂取を調節している B-141/B-210
17 マウスにおけるエタノールによる場所嗜好性の亢進は側坐核1型イノシトール1、4、5-三リン酸受容体の増加によって生じる B-141/B-210
18 エタノールや他の強化因子の多量摂取は視床下部のオレキシンレベルの低下を生じ、オレキシン1受容体の阻害で抑制される B-141/B-210
19 青年期で多量アルコール曝露されたラットの成体期での側坐核中核部におけるドパミン遊離の低下:年齢と用量依存性の解析 B-141/B-210
20 オレキシン受容体1情報はエタノールの多量飲酒に寄与している:薬理学的および分子的証明 B-141/B-210
21 ラットでオキシトシンはδサブユニット含有GABAA受容体に対するエタノールの作用を阻止しエタノールによる運動障害を軽減する B-141/B-210
22 腸管透過性、腸内細菌共生バランス失調とアルコール依存症における行動変化の重篤度との関連 B-141/B-500
23 Gタンパク質情報伝達調節因子6はアルコールの報酬関連行動と病理的応答の両方で重要な仲介因子として働く B-141/B-540
24 急性アルコール投与はPI3K/AKTによる酸化ストレスの調節を通じて心臓機能に影響する B-141/B-900
(6) 認知機能
3.臨床・治療分野
(1) 青年に与える影響
(2) 大学生に与える影響
(3) アルコール依存症
1 アルコールと薬物治療における12ステップへの参加と断酒の関与:9年間の統合保健計画における成人の交差的時間差分析 C-141
2 誰が入院患者解毒を必要とするのか? アルコール解毒のための患者の評価のためのホスピタリスト(病院総合医)プロトコルの開発と実行 C-141
3 アルコール問題を管理上でのGP(一般開業医)の役割の割り当てと治療的な関与:個別に手直しされた改善プログラムの無作為対照臨床試験 C-141
4 アルコール依存症外来患者の喫煙の減少と中止のためのブプロピオンSR:観察的非盲検試験 C-141
5 アルコール症から回復を支援するためのスマートフォンのアプリケーション:無作為臨床試験 C-141
6 断酒への治療前関与からの予測:COMBINE研究の結果から C-141
7 アルコール使用障害を治療するためのアカンプロサートの普及、採用と実行 C-141
8 アルコール解毒のためのロラゼパムの固定した漸減用法と症状より調整する療法の比較研究 C-141
9 合併症を伴わないアルコール禁断症候群に対するバクロフェンとクロルジアゼポキシドの費用-効果分析 C-141
10 薬物とアルコールに対する臨床サービスにおけるコンピュータ・ベースの心理的治療の普及:観察研究 C-141
11 鬱病、パニック障害と社会不安疾患のためのインターネットをベースとした認識行動療法の結果に対するベースラインにあるアルコールと薬物の問題使用の影響 C-141
12 挿管されていない重篤なアルコール離脱症候群患者における持続点滴による鎮静剤を用いた治療の臨床転帰の比較: デクスメデトミジン対ベンゾジアゼピン C-141
13 アルコール依存症患者における再発の予防のためのグリシン輸送体-1抑制薬org 25935の効果と安全性:無作為二重盲検プラセボ対照試験 C-141
14 アルコール依存症の治療のためのアカンプロサートの禁断症候群による回復後の長期間の効果:日本における無作為二重盲検プラセボ対照試験(Sunrise Study) C-141
15 ナルトレキソンによる若年成人における飲酒の減量:有効性と安全性の二重盲式プラセボ無作為対照臨床試験 C-141
16 アルコール依存症患者においてQOLは飲酒パターンに依存する C-141/C-120
(4) 暴力・犯罪
(5) その他の社会的影響
(6) 薬理作用
(7) いずれにも分類されないもの
U.臓器特異的な内容
1.疫学・予防的分野
(1) 中枢神経
1 アルコール摂取とパーキンソン病リスク:観察研究のメタ解析 A-210
2 高血圧・飲酒と脳卒中発症:中国内モンゴルでの集団ベース前向きコホート研究 A-210
3 中年期における飲酒量と43年の追跡期間における脳卒中発症との関連:双子コホート研究 A-210
(2) その他神経
1 低いBMIと余暇での激しい身体活動がパーキンソン病発症リスクを軽減する A-229
(3) 頭頚部全般
(4) 感覚器系
(5) 口腔・頸部疾患
(6) その他頭頚部疾患
(7) 肺
(8) 上部消化器
(9) 下部消化器
(10) 肝胆膵全般
(11) 膵臓
(12) 腎臓
(13) 男性生殖器
(14) 血液
(15) 動脈全般(動脈硬化含む)
(16) 冠動脈
(17) その他血管系
(18) 骨・骨格系
(19) 乳腺
2.基礎研究分野
(1) 中枢神経
(2) 感覚器系
(3) 肺
(4) 肝臓
(5) その他の臓器
3.臨床・治療分野
(1) 中枢神経
(2) 下部消化器
(3) 乳腺
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